
こんにちは、涼花です。
時は遡るも小学校に入る前の出来事。
相変わらず物好きな母がひょんな事からケーブルテレビで女子プロを見た事から、何故か突然にスイッチが入り 毎週欠かさず録画をして試合を見るハメに。
さらに、そこに追い討ちをかけるよう 偶然宮崎に全日本女子プロレスがやってくるというもんだから これまた行かないはずがない。
雨の中、母に手を引かれプロレスが本気の戦いだと信じ込んでいたあの頃。記憶は曖昧なのだが 大根を片手に面白おかしく振る舞う、強烈インパクト大レスラー おばっち飯塚選手のロープ綱渡りをだけは今も鮮明に覚えている、、、。
確か5歳そこそこの春。これが私と生の女子プロレスとの最初の出会い。
何とも衝撃的な幼少期の記憶であった。
その後、母と2人で東京に出るものの都内に住むまでは九州を出てから3年ほどかかったが 帰りが夜遅くになっても県外から後楽園ホールには足蹴く通ったものだ。
この頃には、応援する団体も既に決まっており 特にGAEA JAPANは熱心に応援していた。
通称略してガイアは、元クラッシュギャルズの長与千種選手が設立した団体である。
所属選手は、北斗晶にカルロス天野、里村明衣子、加藤園子、植松寿絵。
さらにフリーで元相方のライオネス飛鳥や、ダイナマイト関西、アジャコング、デビル雅美までも参戦してくるものだから もう堪らない。
特に母はライオネス飛鳥にメロメロであり、いつも車の中では入場曲を流し、お正月にはファンクラブ特典のメッセージカードをもらい鼻の下を伸ばしていた。宝塚スターを応援する感覚とは、こういうものなのだろうか。
一方私はというとカルロス天野の空中殺法に見惚れており、さりげなく選手入場の時にトイレに行くふりをしながら リングへ上がっていく天野選手を近くで見たい一心でウロウロしていた。。。
〝私はカリスマ性より技術を見ている!〟と当時小学生の私は母に一丁前な口をきいていたが 要はどちらも女子プロの沼にハマっていたのである。
このズブズブな沼に入った親子は、推しのために夜通しリングに投げる紙テープをせっせと作り 時には試合が長引いて終電で帰ることがあってもギリギリまで熱心に観覧していたのだった。
ガイアの良いところは、たまに台本の無い試合や時間が無制限なところがあり会場の貸し時間を過ぎても試合をしていた破天荒ガチなところだ。
本気でやっていたからこそ、それがファンにも伝わり 今振り返っても尚記憶がシッカリ蘇るのだろう。
ガイアが解散してからも時たまOG選手が出る女子プロを見にいく機会があったのだが、ある意味そこで別の衝撃を受けることになる。
リングにはアイドルみたいな細い体型の可愛らしいレスラーが か細く戦っており、投げられても音が響かない。ロープも関節技も上手く使えない。
挙げ句の果てに試合後には正にアイドルといった風貌でリングで歌い始める、、、、なんじゃコレは!!!
場外乱闘は?血だらけの金網マッチは?スタンガンや毒霧はどこ?
数年経って分かったのだが、ここでようやく自分がガイアの派手でガチ過ぎるプロレスに慣れ過ぎてしまっていたことに気づいた。
これが時代なのか、、、と高校生になった私たち親子は肩を落としそのまま女子プロの世界とら疎遠になっていったのだった、、、、、
と どうでもいい長い思い出の前振りを経て、ここからが本題に入るのですが、、、
最近知り合いの関係で格闘技を見にいく機会が増えたので、先日久々に女子プロの方にも1人で観戦に行くチャレンジをやってみました。
今回見に行った団体は『OZアカデミー』。
設立者は、ガイアでもヒールとして活躍していた尾崎魔弓。
尾崎といえば隣にKAORUのイメージだが 元相方は残念ながら現在の長与千種の団体で活躍している様子。
しかし、アジャコング、加藤園子、広田さくら、とこれ以上にレジェンドメンバーが未だに所属していたこともあり、これは期待大なのでは?と高鳴る気持ちを胸に会場へ向かいました。
この日はリングアナの声がこの不調ということで、ヘルプにダイナマイト関西選手が登場!!

しかも入場曲当時のまんま!カッコ良さもそのまんま!!!
冒頭のレジェンド登場に大ハシャギしつつも、
本編の試合も見ていましたが、しっかりガイア魂を受け継いでるような選手が多く単純に面白かったです。
昔よりは少しコメディ寄りになったな とは感じつつも、キャラ分けや台本もしっかりしているので、初心者にも勢力図がすぐ分かる優しい作りになっておりました。
序盤に書いた高校の頃に肩を落としたガッカリ感はなく、リングはよく響くし受けも上手い。場外もちゃんとしてくれるし、何よりちゃんと叩かれて肌が赤くなるのは、、、、いいですねェ←
中でもこの日印象に残ったのが、加藤園子VS広田さくら。
もう大ベテランですよ!!
一見いつものようにふざけつつも、軸がしっかりしているので先がどう転ぶか分からない展開をニヤニヤしながら見ておりました。
この時の試合では、通常衣装でしたが広田選手は当時のまま未だにコスプレを着て試合をしているらしく 、それを続けていると知った瞬間過去を思い出して より一層嬉しくなりました。
戦い方もあまり変わっていないし、外見もむしろ当時より若々しくなったような。
長年のご活躍でちゃんと技術を持ちつつもエンターティメントに振れるお二人。本当に素晴らしいです。

(スマホでとっさに撮った写真。シャッターチャンス逃しまくりなのが無念….)
その後もダブルスで尾崎軍対アジャ軍がぶつかったりと、お互いがヒールらしく反則凶器登場しまくりで
私の胸の中は小学生の頃のように〝コレだよコレ!!〟と興奮状態MAXになっておりました。

途中で必ず乱闘に参加してくるマネージャー ポリスの存在も当時子供の頃こそ苦手でしたが、今では愛くるしく思ってしまいます(笑)
こうして改めて女子プロの世界へ数年ぶりに生還を果たしたのでした。
キッカケはもちろん当時応援していた選手が居たからこそなのですが、そこから新たに気になった選手ができたりとしっかりとガチのプロレスを受け継いでいるところもあるのだな、、、と一安心したのです。
息を長くご活躍されているレスラーたちに本当に感謝ですね。
また、女子プロといえばスターダムですが こちらも好き嫌いせず、いつかは見に行ってみようかと。
偏見で大まかにみてきた世界ですが、きっと努力しないと為し得ないのは今も昔も変わらずだと思うので、、、ある意味楽しみです。
最後になぜ男子より女子プロなのか(これまた長くなりそうな話題…)
昔はアジャコングにしろダンプ松本にしろ不遇な環境で育ち、一つの夢に縋るような思いでプロレスラーを目指していました。
2人ともビューティーペアに憧れたものの いざデビューを飾ると顔塗りに極悪同盟である。
長与千種に憧れてベビーフェイス志願だったアジャは酷く落ち込んだというのは有名な話。
こんな辛い思いをしてもリングの中で悪役を演じ戦っている姿に どこか感銘と強い女性という憧れを抱き 彼女たちに夢をのせてリングに投影してみているのかもしれませんね。
いつの時代も凛として戦う女性の姿は美しいものです。
今回も個人的な心情が入りダラダラと長くなってしまいましたが
久々にレビューっぽくない感想記事を書けて楽しかったです。
取り急ぎ、これから毎月女子プロ現場へと足を運ばなければ!!←
コメント
お疲れ様です!!!
髪が黒く戻ったような?かわいいですの~
なかなか上がらなかったので
体調崩されたのかと心配しましたが
元気なようで何よりです^^
ではご自愛専一にて精励くださいますよう
お願い申し上げます
p.s プロレスはよく知らんので
コメントが…m(。≧Д≦。)m
ファイティングガールズを演じるきっかけが始めて判った気がします。
20年以上前に活躍していた選手が、まだリングに上がっているなんて脱帽ものですね。
雪崩式DDTにはロマンが( ˘ω˘ )
すずかさん、おはようございます❗
ただすけです‼️
しかし、多趣味ですね(^_^)
もう、ついていけん(゜ロ゜)
さて、やっと土曜日にお会いできることになりました❤️
二人目、16時からです‼️
いつも通り、お口に合うかわかりませんが日本酒も持っていきますね(^^ゞ
陶器市当選していたけど、もらってよいのかな?
なんか、悪い気もするけどm(__)m
一応当選品は首無鳩徳利とおちょこのセットです。
こんな時ですが、明日楽しみにしてます‼️❤️
今日も暑くなりそうですが、体調に
気をつけてお仕事頑張ってね(^^)/
それじゃ明日‼️
すーちゃん、おはようございます。
久しぶりにすーちゃんのブログを読むことできて、嬉しい&安心しました。
お仕事、忙しいみたいですが、あまり、無理しないでくださいね。
今週もラスト1日、なんとか乗り切りましょう!
女子プロレス…イメージに無かったけれど、思いを見てなるほどな…と(笑)
やっぱり一所懸命やっている姿はどのようなジャンルであっても良いものですね〜
ショー、台本あり…と思って避けてきたところもありますが、確かに下地(真剣な練習)があってこそですもんね。
ちょっと見てみようかな(笑)
1人プロレス観戦に行けるメンタル…!笑
女子プロは世代的にはアジャやライオネス飛鳥、キューティー鈴木なので馴染みのある名前で良かった!←
ただまぁ、全盛期にバラエティとかでは見たことあるけど、ちゃんと試合観戦たことはないのよね。キン肉マン好きなのでプロレスのスイッチはある気がするのだが…(^^;
小学生で「カリスマ性より技術を見ている!」とか人生何周目ですか笑
女子プロ…ヒール…うっ頭が!
なんだか試合みてみたくなりましたな!
オススメのレジェンド対戦とかあれば教えてくだされ〜( ˙꒳˙)ノ
選手の皆さん、リングの上では敵同士でも、リングをおりると戦友同士…だったようですね。
以前、長与千種さんが事件に巻き込まれて怪我をされた時、心配して真っ先にお見舞いメッセを入れてたのがダンプ松本さんだったとか。