本を読んだり、お話に花を咲かせたり、ただ食事をしたり。
カフェや喫茶店は、それぞれの時間を自由に過ごす事のできる憩いの場所と私は思っています。
近年浅草にも続々とお洒落なイマドキカフェが増えてきましたが 、やっぱり私は多少街から外れてもゆったりと静かに過ごせる喫茶店をよく利用してしまいます。
今回訪れた喫茶店「ピーター」というお店も昔ながらの浅草の良さをギュッと閉じ込めたかのような場所。
喫茶店「ピーター」

浅草ビューホテルの裏、西浅草三丁目という合羽橋商店街にほど近い所にポツンと建っているのが、この喫茶店「ピーター」。
古びた建物なので少し入りづらい外見なのでお店自体がやっているのか少し不安になる。 近づいてみたところドアの前に貼ってある営業中という張り紙を見えたのでほっと胸を撫で下ろし中へ入ってみます。
昭和にタイムスリップしたかのような店内

店内へ入ると、店主であるご高齢のお母さんが「どこでもお座り下さい」と声をかけて下さいました。
ふかふかの黒いクッションソファーと壁には 浅草ビックパレードと名を付けられた著名人の絵が書かれています。
木のぬくもりが伝わってくる木造の店内にお母さんの雰囲気が合わさって、まるで家に帰って来たかのような暖かい空気が漂っていました。
どこか深みのある家庭的なカレーライス

喫茶店の名物であるカレーライスは、メニューに食べ応えアリ!!と書いてあったようにボリューミーな一品。
付け合わせにスープとお漬物まで付いて630円という安さ。
観光地化してしまい高い店が建ち並ぶ商店街な増えて来ましたが、これが本当の浅草価格だなぁと食べる前から感動してしまいました。

ルーにはトロトロに溶けた玉ねぎとゴロゴロとした大きいニンジンとジャガイモ。柔らかいポーク肉が入っています。
一口口に運んでみると、一度は誰もが口にした事ある家庭的のカレーライス、、、と思っていたら後からじわじわと辛さが。
何だ何だ?と食べ進めていくと本格的なスパイシーな辛さに額からじわりと汗が吹き出てしまいました。
よく喫茶店にありがちなレトルトで済ますカレーではなく、懐かしい味にも関わらず独特なスパイスが香る。そんなカレーライスだからこそ長年地元の人たちに愛される味が確立されているのかと納得をした一品でした。
腰が曲がりながらも笑顔で丁寧にお客さんに接するお母さん。 いつまでもこういう店が浅草には残って欲しいと心から願うばかりです。
店名
ピーター
住所
東京都台東区西浅草3-13-1
電話番号
03-3844-5984
営業時間
[月~土]
10:00~21:00(L.O.20:30)
※食事は1100から
[祝]
12:00~20:00(L.O.19:30)
定休日
日曜日
アクセス
浅草駅(つくばEXP)から 194m
コメント
シンプルでいい( ˘ω˘ )色々入ったのもいいけどこういうのもいいね(`・ω・´)
この間こちらのアイスコーヒーはいただきました。美味しかったです。
今度はカレーを頂こうと思ってました。おばあちゃんカレー溢したらしく腕を火傷していて心配です。
様子見に行ってあげてね!
長らく食べていない家庭のカレー。カリータイム4店の中では駅から一番近くてアクセスしやすそうだね!
浅草で降りた時は行ってみよー( ・ㅂ・)و
ピーター一番いってみたいです。
雰囲気良いお店ですね〜
値段も浅草とは思えない良心価格…
下町って人情味溢れてて良いよね〜私も大好き。
地図もアクセスもあって凄く見易いサイトですね
明日も楽しみです。